子どもがパソコンの前で、じっとGoogleの検索画面を見つめていました。
「何してるのかな?」と思いながら、そっと見守っていると、今度は壁に貼ってあるカタカナ表(ローマ字つき)を眺めながら、何やら独り言。
しばらくすると娘が「パパー、“が”って“GA”で合ってる?」と聞いてきたので、
「合ってるよ〜」と答えると、嬉しそうにキーボードを探し始めました。
「Gあった〜!」「Aもあった〜!」と声を上げながら、Googleの検索窓に文字を打ち込み、
少し時間をかけて、ようやく入力完了。
「えいっ!」とエンターを押すと、画面に出てきたのはアニメ『ガムボール』の検索結果。
娘は、たくさんのガムボールの画像や情報に大興奮。
それ以上に、自分の手で検索できたことがとても嬉しそうでした。
今日の出来事で、私は2つのことを改めて感じました。
ひとつは、子どもは親の行動をよく見て、自然に覚えているということ。
私は教えた覚えはないのに、娘は私の検索する姿を見て、やり方を学んでいました。
もうひとつは、好きなことがあると、子どもは自分で工夫しながら学びに向かうということ。
まだローマ字のルールは知らないはずなのに、カタカナ表を見て「G」「A」を探し、自然に打ち込んでいたのです。
「親のお手本」と「子ども自身の好奇心」。
この二つが重なると、子どもはこんなふうにぐんぐん成長していくんだなと、しみじみ感じた出来事でした。
コメント