昨日買ったお花を「もっとかわいい花瓶に飾りたい!」という娘のリクエストで、今日はIKEAへ。
IKEAは、小学2年生の娘にとってまるでテーマパークのよう。
家具が並ぶフロアを歩くたびに「かわいい!」の連発でテンションMAX。
でも目的はちゃんと分かっているようで、「これほしい!」とは言いません。花瓶を真剣に探しています。
……が、ぬいぐるみコーナーに差しかかると様子が一変。
一つひとつじっくり吟味した末、2周まわってから立ち止まり、こう言いました。
「パパー、これ買って!!」
手にしていたのは、100cmのシャークのぬいぐるみ(1,499円)。
しっかり抱きかかえて、もう離す気ゼロ。
横からママも「これ、洗濯機で丸洗いできるからいいね」。
この2人に「いい」と言われたら、私には「買わない」という選択肢は残っていません。
「買っていいよ」と言うと、娘はにっこりして「じゃあ、名前つけるね!」
「何にするの?」と聞くと、少し考えてから元気に答えました。
「わかった!シャー!!」
ママと私は思わず「それ、ガンダムのシャアじゃん!」とツッコミ(笑)。
もちろん娘は“赤い彗星”のシャアなど知る由もありません。
お気に入りの“シャー”を手に入れた娘はご機嫌。
レジを済ませて帰る道すがら、ぬいぐるみをぎゅっと抱きしめながら言いました。
「これ抱っこして寝たら、怖い夢見なくなるよね!」
――なるほど、そういうことだったのか。
怖い夢を見ないように、自分なりに対策を考えていたんだね。
子どもって、自分の不安を乗り越える方法をちゃんと探してるんだなぁと、改めて感じた瞬間でした。
その夜、娘は“シャー”を抱いて安心したように眠っていました。
おやすみなさい。
……あ、もちろん花瓶もちゃんと買ってきましたよ。
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