今日、夕飯を食べたあと、娘が、
「音読聞いて〜」
とお願いしてきました。
「いいよ〜」
と答えると、教科書に書いてある俳句を読み始めます。
一通り音読を終えると、娘がすぐに言いました。
「パパー、アイスがなくなった。アイス買って!」
アイスは娘の楽しみです。
「じゃあ、今からスーパーに行きますか?」
と聞くと、
「行く!」
と元気な返事が返ってきました。
ということで、娘と二人で車に乗って、近所のスーパーへ向かいました。
車の中で話していると、娘が突然、
「私、大好きな食べ物はスイカです。スイカっておいしいよね〜」
と話し始めました。
さらに、
「パパは、食べ物で何が一番好き?」
と聞いてきます。
「一番? それは難しいな……」
そんな会話をしながら、スーパーに到着しました。
スーパーに入ると、入口の近くに、いきなりスイカが置いてあります。
すると娘が、すぐに、
「パパー、スイカ買っていい?」
と聞いてきました。
そこで気がつきました。
ああ、さっきの車の中の会話は、このための布石だったのですね。
あれだけスイカ愛を聞かされたあとに、
「ダメ」
とは、なかなか言えません。
こちらには、もう、
「いいよ〜」
しか選択肢が残されていない状態です。
スイカを無事にカゴへ入れると、娘はすぐに、
「じゃあ、パパー、アイス買いに行こう!」
と張り切ってアイスを選び始めました。
そして最後に、レジの前で娘が見つけたのは、目を温めてケアする「めぐりズム」です。
娘はそれを手に取り、
「勉強すると、目が疲れるんだよね。これ気持ちいいんだよ〜」
と言います。
さらに、
「買っていい?」
と、見事な流れで聞いてきました。
まるでテレビショッピングのような推薦力です。
しかも、しっかりパパが反応しそうな、
「勉強」
という言葉まで入れてきます。
これは、なかなか断りにくい。
結局、スイカ、アイス、めぐりズムと、娘が欲しかったものをいくつか購入し、合計で約3,000円の出費となりました。
最近、娘は買い物のときだけ、やけに口が滑らかになっている気がします。
スイカへの布石。
アイスへの誘導。
そして最後は「勉強すると目が疲れる」という決め言葉。
なかなか戦略的です。
これも成長なのでしょうか。
パパは今日も、しっかり乗せられてしまいました。


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