「“少し泣く時間をください”に驚いた日」(2026/5/24)

教育・学び

今日は、いつも通りの日曜日でした。

朝起きると、娘はテレビをつけます。そして、そのままYouTubeを見始めました。

そこで私は、

「それは、やめたほうがいいかな。」

と声をかけました。

ただ注意するだけではなく、

「朝からYouTubeを見始めると、一日ずっとYouTubeで終わってしまうかもしれないよ。」

と話すと、娘も納得した様子です。

「勉強ややることが終わったら、自由時間に見るのはいいんだよ。」

ということも一緒に説明しました。

そのあと、娘はオンラインの勉強を始めました。

でも、隣で見ていると、どうも気が乗らない様子です。説明もあまりしっかり聞いていません。

そこで私は、

「ちゃんと聞かないなら、一回やめたほうがいいよ。当然、YouTubeも見られないけど。」

と話しました。

すると、娘が突然泣き出してしまいました。

「どうして泣いているの?」

と聞くと、最初は

「わからない」

と答えます。

もう一度聞いてみると、

「学校で前の席の人がうるさくて、勉強ができない。」

と言いました。

その時、私は少し考えました。

これまでの経験の中で、

「誰かに邪魔されたり嫌なことをされた時、それを理由にすると少し気持ちが楽になる」

という感覚が、娘の中に少しずつでき始めているのかもしれない、と感じたのです。

でも私は、

「今話しているのは、オンラインの勉強のことだよね。」

と、一度整理して話をしました。

そして、

「もちろん嫌なことがあると集中できないこともある。でも、勉強するかどうかは、最後は自分自身の問題なんだよ。」

という話をしました。

すると娘は、さらに泣き始めました。

でも私は、

「どうして泣いているの?」

と、もう一度聞いてみました。

最初はまた、

「わからない」

という返事です。

そこで私は、

「悲しいの?悔しいの?怒っているの?寂しいの?」

と聞いてみました。

すると娘は、

「悔しい気持ちと、怒りもある。」

と、自分の言葉でしっかり答えてくれました。

私は、

「自分の気持ちを、自分の言葉で言えたのはすごいことだよ。」

と伝えました。

そして、

「じゃあ、勉強始めようか。」

と言うと、娘が、

「少し泣く時間をください。」

と言ってきました。

私は、その言葉に少し驚きました。

「わかった。」

と答えて、コップにアップルジュースを入れて娘に渡しました。

そのあと娘は気持ちを切り替え、元気に勉強を始めました。

その後は、一緒に食事をして、買い物にも行って、普段通りの充実した一日になりました。

最近、私が少し気にしていたことがあります。

嫌なことがあった時に、それを「できない理由」として使う成功体験が積み重なると、本人の中でそれが当たり前になってしまうことです。

だから今回、自分の気持ちを整理しながら前に進けたことは、とても大切な経験だった気がします。

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