チャビーパパ日記「歯の妖精」(2025/4/12)

健康

夕食を家族で囲んでいたとき、突然、娘が「痛い!」と声を上げました。
「どうしたの?」と聞くと、「歯がとれそう!」とのこと。

見ると、数か月前からグラグラしていた上の前歯の乳歯が、カキフライをかじった拍子にいよいよ抜けそうになっていました。
娘は鏡を見ながら格闘。そしてついに、「とれたー!」と、うれしそうに歯を手に取りながら言いました。

「この歯、妖精が500円に交換してくれるんだよね?」

突然のファンタジー発言にちょっとびっくりしつつ、「その話、どこで聞いたの?」とたずねると、
「幼稚園のとき、友だちに聞いたよ」と返ってきました。

「へえ、そうなんだ。500円になるといいね」と返しつつ、
自分の子ども時代にそんな話はなかったな…と思い、気になって調べてみると――

この話のもとは、欧米の「トゥースフェアリー(Tooth Fairy)」という伝承だそうです。
子どもが抜けた乳歯を枕の下に置いて寝ると、夜のうちに妖精がやってきて歯を持っていき、
代わりにコインや小さなプレゼントを置いていってくれるというもの。

この話が日本にも広まり、「妖精が来て500円玉を置いていってくれる」という形にアレンジされたようです。
なるほど、初めて知りました。YouTubeで「Tooth Fairy」と検索すると、英語ですが可愛い動画も出てきますね。

それにしても、今日も驚かされました。
子どもって、ほんとうに“口コミ力”がすごい。

さて――
今日抜けた娘の歯、今夜、妖精さんが500円に交換してくれるのかな?

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