母の日は来週だけど、うちの娘は「今日やりたい!」と数日前から張り切っていました。
「青いお花とピンクのお花が欲しい」と何度も言うので、午前中に一緒に近所のお花屋さんへ。
お店に着くと、娘はすぐに「ピンクのお花と青いお花ください!」と元気に注文。
店主のおじいさんが「青い花は今日は無いかな」と言うと、娘が「あっ、これ!」と1本の幹に青い花がたくさん咲いている花を指さしました。
「あったね、デルフィニウムだよ」と店主が優しく教えてくれました。ピンクの花は娘が即座に撫子を選んで「2本ください!」と。
値段は200円。「青い花は下の方が散りやすいからお代はいらないよ」と言ってくださり、娘は「わ~ありがとう!」と大喜びでした。
午後、スーパーで夕食の買い物中、娘がピンクの桜柄の紙皿と紙コップを手に取り、
「パパー、これ全部50円だけど買っていい?」とおねだり。もちろんOK。
次に立ち寄った牛タンの試食コーナーでは、娘がスタッフの方に「これ食べていいですか?」と丁寧に聞いてから試食。
その直後、「パパー!おいしいからこれ買って!!」と大声でアピール。
注目を浴びながら、断れず「いいよ」と答える私……。
あれ?これ、全部計画されてたのかも……と思いながら帰宅しました。
夕方、私が野菜サラダを準備していると、娘が自分で買ったお花をダイニングテーブルの真ん中に飾り、緑のナプキンを敷いて、その上に桜柄の紙皿と紙コップを家族分並べ始めました。
「お花見ながら、かわいいお皿で一緒に食べたかったの?」と聞くと、
「そうだよ。ごはんは牛タンです!」と元気に答える娘。
ああ、全部このためのちょっと早めの母の日プロデュースだったのか! とびっくり。
子どもの想像力って、大人の予想を超えてきますね。
それから私が気になったのは”牛タン”
「牛タン、おいしいって知ってたの?」と私が聞くと、
「仙台の牛タン、おいしかった!」としっかり娘は記憶していました。
やっぱり、おいしい思い出って、ちゃんと心に残るんですね。
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