夕方、娘と一緒にコンビニへ。帰り道、会話をしていたら、突然――
「お腹すいた~。パパ、今日は誰がごはん作るの?」
「今日はパパが作るよ」と返すと、
「やったー!パパのごはん、おいしいから楽しみ!」と嬉しいひと言。
「よし、今日は“野菜炒め”と“鶏むね肉の卵とじ”を作るよ」と伝えると、
「卵とじってなに?」と娘。
「食べたらわかるよ。おいしいから」と言うと、
「じゃあ早く帰ろ〜!」とワクワクした様子で急ぎ足に。
帰宅後、さっそく料理スタート。
“野菜炒め”と“鶏むね肉の卵とじ”が完成しました。
「さあ、ごはんだよ〜」
家族そろって「いただきまーす!」
娘はまず“鶏むね肉の卵とじ”を一口。「おいしい!」
次に“野菜炒め”を食べて「これもおいしい!!」と大満足。
そして私に「パパの料理おいしいね。ありがとう!」
さらに、隣のママにも「ママの料理もおいしいよ」と、さりげない気遣いまで。
みんなで「ごちそうさまでした」と笑顔で夕食を終えました。
食卓を囲みながら、ふと思い出したのは、
昔、母が炊き立てのごはんで作ってくれたおにぎりのこと。
大好きだったミートソーススパゲッティのこと。
“食育”というほど堅い言葉ではなくても、
親の作る「おいしいごはん」の記憶は、心に残る大切な思い出になるんだと、改めて感じた夜でした。
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